12/25/14

ご報告:with slow 瞑想と歌の会 meditation and singing workshop






栞草にて with slow さんと
小さなひかり ー瞑想と歌の会ー
をひらきました。


アドヴェントですので
栞草もすこうし飾りづけしました(室内の様子はこちら)。



ヨガのインストラクター、タイ古式マッサージ、
レイキヒーラーなど多彩に活動されている
with slowのsumieさん









まずはヨガで体をゆっくりほぐして
リラックスしてから瞑想へ
ろうそくの焔をみつめて目をつぶり
こころをしずかに

またゆっくりと呼吸すること
ゆっくり歩くことに集中して
雑念をとおざける
などのワークをおこないました





sumieさんお手製のベジシュトーレンで一休み
ドイツでこの時期によくつくられるキンダープンシュと一緒に。
スパイスとたくさんのフルーツが入りしっとりしたシュトーレンのおいしいこと!
キンダープンシュはドライフルーツとスパイスなどを煮出してリンゴジュースを加えたもの
体があったまりました。



























それからキンダープンシュを飲みつつ歌の時間
みなでone little candleと星に願いをという曲をうたい
声楽も長く続けてらっしゃるsumieさんの
アヴェ・マリアとラ・シャ・キオ・ビカンガ
わたしも下手ながら伴奏したり、
交互に歌ったりさせていただきました。
本格的な音楽会とかではないけれど、
こころあたたまるひととき
sumieさん、ありがとうございました....







ご用意したランチは、
やっぱりクリスマスをイメージして...

どうやってこのメニューになったのか
発想のエッセンスを とリクエストいただいたので
少し長文になりますが、
ここに記してみようと思います。


わたしのなかにあったのは、
starnetの星さんの本にあったことば
「パンとローストチキン、あとはチーズとワインがあれば」



ろうそくをともして、ゆっくり語り合うひととき
そんな大人の時間に食べたいものってなんだろう



そういえば、クリスマスのごちそうって、
いつも子どもがよろこぶものとか、はりきって腕をふるうけれど
もっとシンプルでもいいのかもしれない



もちろん焼きたてのパンだっていいのだけど
あたたかく、チキンがなくてもこっくりと満足できるもの


そうしてうかんだのがドリア、でした

素材は、晩秋から冬においしい深い味わいのもの
じっくり炒めたきのこ



そしてりんご、とりんご蠟燭をみつめながら思いました。

アドベントにはどうしてりんご蠟燭を灯すのだろう
(主にドイツでの習慣のようです)
いろいろなものを象徴しているのだと思いますが
食の観点からみたとき、それは実りを感謝する気持ちだったのでは...













 結果として、なんだかきのこづくしのようになってしまったのですが
きのこのピラフに、きのこのうまみがなんともいえない米粉のブラウンソースをのせて
きのこドリア、おもちのチーズ風もこんがりとろりと。

きのことりんごのソースをのせた 大根ステーキと根菜の揚げ焼き
欧米でステーキにそえられるベリーのソースがあたまをよぎって
ソースにりんごを入れてみようと思いました。
しめじ、えりんぎ、マッシュルームをじっくりいためてから
リンゴを加えオートミールでとろみをつけて、バルサミコをアクセントに。
ちょっと甘酸っぱいソースって 慣れない人にはどうだろうと思って
根菜は牛蒡やさつま芋、人参など甘みが合いそうなお野菜、
大根ステーキもちょっとお醤油をじゅっとこがしてからソースをのせたら
いい感じでした。

レンズ豆と根菜のスープ、これも干し椎茸をじっくり炒めて。
スープのレンズ豆と、ドリアの玄米、アクセントのライ麦は発芽させたものです。

あとはほうれん草のサラダ、紅芯大根とマッシュルーム、
ナッツとカレンズを醤油みりんでキャラメリゼしてトッピング。






























デザートはシュトーレンがあったので
小さいローチョコとレーズンのメープルコンポート
紅茶を使わずルイボスにスパイスとしょうがを合わせて
豆乳で煮出したチャイにカシュークリームを入れました。
カシューナッツのマイルドな甘みがクリーミー。
ローチョコは、ローでベジにこだわったラズベリークリーム入り
ここ数年、少しずつ試作をくりかえしながらつくってきたものです。
(2月にワークショップを開こうかなと思っています)
sumieさんが、「今まで食べたローチョコの中で一番おいしい」と言ってくれました。
よろこんでいただけてよかったです。


この集いを企画してくださったsumieさん、
ご参加くださった方、ありがとうございました。









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